要目等の解説

灯台150周年 ロゴマーク

 海上保安庁では、わが国初の洋式灯台である観音埼灯台の起工日(1868年11月1日)にちなんで、11月1日を灯台記念日と定めており、2018年は150周年の節目にあたります。
 このロゴマークは、「灯台150周年が広く国民にも馴染まれるよう灯台をモチーフとし、灯台の美しさを印象強く表現するシンプルなデザイン」をコンセプトに、海上保安庁職員が考案したものです。



航路標識番号

 航路標識番号とは、灯台表(灯台等航路標識の諸元を取りまとめた海上保安庁刊行物)において、灯台等各航路標識に付与された整理番号です。



灯光の色と光り方(灯質)

 灯質とは、灯台が発する灯光の色と光り方(リズム)のことで、他の灯台と明確に区別できるものであって、かつ、容易に視認できるよう設置目的に応じてその組み合わせが異なります。
 海図においては、「光り方」+「明(暗)間数」+「灯色」+「1周期の秒数」の形式で表記されています。


例 
 
Fl(2) W 20s  →群せん白光 毎20秒に2せん光 Fl(2)_W
 
Oc  W  8s
 
 →単明暗白光 明6秒 暗2秒
 
Oc_W

 

光り方 明(暗)間数 図解   灯色
Fl(Flashing)
せん光が規則的に点灯するもの
単せん光   1回
Fl
 
W
群せん光 (2) 2回
Fl(2)
 
(3) 3回
Fl(3)
 

F Fl(Fixed and Flashing)
不動光とせん光を合わせて点灯するもの
連成不動
単せん光
  1回
FFl
 
連成不動
群せん光
(2) 2回
FFl(2)
 
R
(3) 3回
FFl(3)
 
Oc(Occulting)
不動光が規則的に消灯するもの
単明暗光   1回
Oc
 
群明暗光 (2) 2回
Oc(2)
 
G
(3) 3回
Oc(3)
 
Iso(Isophase)
点灯時間と消灯時間が等しく点滅するもの
等明暗光  
Iso
 

光り方 明(暗)間数 図解   灯色
Al(Alternating)
灯色が異なる灯光が交互に点灯するもの
不動互光    
Al
 
WR 白と赤
Al Fl(Alternating Flashing)
灯色が異なるせん光が交互に点灯するもの
単せん互光   2回  
Al
 
WG 白と緑
群せん互光 (2) 2回  
Al
 
RG 赤と緑
複合群せん
互光
(2+1) 2回と1回  
Al
 


光度の種類

 灯台の光度には、「光度」と「実効光度」の2種類があり、単位はカンデラ(cd)です。
 光度とは、光源が放つ明かりの強さ(明るさ)の量のことです。
 実効光度とは、光源が放つ明かりそのものの強さのことではなく、人間が光を見たとき目が光として感じる強さに置き換えたものです。
 点滅しない不動光は一定量の明かりが連続して目に届くので「光度=実効光度」ですが、数秒に1回又は2回と点滅するせん光は、不動光と異なり光が途切れ途切れで目に届くため、同じ光源であっても「光度>実効光度」となります。

 わが国では、せん光を発する航路標識には、国際的な基準に準拠して実効光度を採用しており、光度を表す際、カンデラ数に「実効光度」を冠して表記しています。それ以外の航路標識は、カンデラ数のみを表記しています。