昭和56年に廃校となった旧運輸省所管 門司海員学校の施設を海上保安庁が引き継ぐ形で門司分校が設置されました。
当分校は、九州の最北部、福岡県 北九州市 門司区の海辺に所在し、グラウンド南東に瀬戸内海( 豊後水道 )を臨み、年間を通して比較的穏やかな気候に恵まれています。
海上保安庁では、船舶、航空機 及び 無線通信の有資格者等を対象とした採用試験を実施し、職員を採用しています。
門司分校では、この採用者に対して、海上保安官として必要な知識、技能 及び 体力を養成するため初任者の研修を行っています。
教育方針としては、海上保安庁の現場で即戦力として 活躍できるよう基礎的な知識の習得、 また、気力、体力の錬成のほか、国家公務員としての人格・ マナーの習得にも力を入れています。
また、これとは別に、既に現場で活躍している海上保安官に対して、更なる技能向上を図るための各種業務研修も行っています。
海上保安学校学生は、正義仁愛の理念に基づいて学生としての自覚と誇りを持ち、学術技能の修得に努め規律と責任を重んじ身体を錬成し、不撓不屈の精神と品性の陶冶に努めなければならない。
海上保安学校
昭和53年6月~ 昭和55年10月 |
海上保安学校(舞鶴)で「船艇等初任者研修」( 第1~6期 )を実施 |
昭和55年5月 | 門司海員学校の施設によって行う初任者教育準備室を海上保安学校に設置 |
昭和55年10月 | 海上保安学校 門司研修室 設置 ( 第7期入校 ) |
昭和56年3月 | 総務課、教務課 配置 |
昭和56年4月 | 海上保安学校 門司分校 設置 |
昭和56年11月 | 業務研修 開始 |
昭和57年4月 | 初の女性初任者研修生1名( 第11期 ) 入校 |
平成3年4月 | 初任者研修名称を「研修科 船艇職員等 初任者課程」に変更 |
平成21年1月 | 受験年齢制限 撤廃( 第60期 ) |
令和2年1月 | 初任者研修に航空通信を新設 |
〒801-0802
福岡県 北九州市 門司区 白野江 3丁目3番地1号
海上保安学校 門司分校 総務課
電話: 093-341-8131 FAX:093-341-8132