海上保安庁 採用職員の声・18



所属職名 新潟海上保安部 巡視船えちご飛行士補
初研修了年月 平成27年12月
出身地 埼玉県
作成時年齢 34歳
採用時の受験資格 事業用操縦士(回)


入庁前の経歴

 大学卒業後、旅行会社やIT企業で営業職に就きながら国内のフライトスクールに通い、事業用操縦士資格(回転翼航空機陸上単発ピストン)を取得しました。

入庁の経緯

 資格取得の過程で海上保安庁がパイロットを募集することが分かり、興味を持ち始めたのがきっかけです。

 日本を囲む広大な海でヘリが果たす役割は大きいと感じ、応募を決めました。

現在の仕事

 門司分校修了後、航空基地での勤務を経て、ヘリ搭載型巡視船の航空科へ配属されました。搭載機であるシコルスキーS-76Dの副操縦員として法令取締や海難救助に携わる他、入出港作業、船体整備等の船の運航に必要な業務も行っています。

仕事をする上で大切にしていること

 航空機を運航するためには、操縦士だけではなく、整備士、通信士、機動救難士、そして運航支援など多くの方が関わります。自分の仕事に一点集中することなく常に視野を広く持ち、周囲とコミュニケーションをとるよう心掛けています。

 また、副操縦員は船内に私しかいないため、機体運航に支障をきたすことのないよう体調管理にも気を付けています。

今後の目標

 まずは、計器飛行証明等の航空に必要な資格を早期取得し、将来的には機長として海上保安業務に携わることを目指します。そのためにも、航空に関する事だけではなく、海事関係法令や巡視船艇の運用についても知識を深めていきたいと思います。

 

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