海上保安庁 採用職員の声・17


所属職名 那覇海上保安部巡視船おきなわ航海士補/砲術士補
初研修了年月 平成28年12月
出身地 沖縄県
作成時年齢 38歳
採用時の受験資格 三級海技士(航海)

入庁前の経歴

 入庁前は客船に18年間乗組員として、一番長い時で11ヵ月、通常は3ヵ月から半年の乗船勤務をしていました。

 職歴はボットムの甲板員(セイラー)から始まり甲板手(クォーターマスター)まであがり、退職するまでは船匠(船大工)として乗船勤務をしていました。国家資格は以前の会社に在籍している間に那覇で取得しました。

入庁の経緯

 色々ときっかけはありますが、以前の会社に在籍している時の先輩、後輩が先に入庁していて 彼等に誘われたことと、乗客が緊急事態の時に、ヘリでの搬送や、巡視船が接舷しての患者の搬送等当庁の方と仕事をした時に、救助側に回りたいと思ったことです。

現在の仕事

 現在は那覇海上保安部の大型巡視船に航海科として乗船していて、もっぱら尖閣諸島の警戒配備ですが、入出港作業、航海中の船橋での周囲の見張りや操舵をしています。

 岸壁に接岸中には時折海浜パトロールがあり、港に停泊している漁船やプレジャーボート等に立入検査や安全指導を行うことがあります。

仕事をする上で大切にしていること

 一般商船に長年乗船していたので、船務には自信があり、入出港作業やメンテナンス作業等を 安全第一を優先に若者に指導し、航海科としての仕事を教育しています。

今後の目標

 小型の巡視船、巡視艇にも乗船し刑事業務や警備救難業務を経験し、昇任試験を受験して、初級幹部となり、船務以外の業務も若者に指導出来るようになりたいと考えています。

 

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