海上保安庁 採用職員の声・16


所属職名 第十一管区海上保安本部那覇航空基地探索レーダー士
初研修了年月 平成18年9月
出身地 鹿児島県
作成時年齢 31歳
採用時の受験資格 第二級総合無線通信士

入庁前の経歴

 水産高校専攻科にて、第二級総合無線通信士の資格を取得しました。

 水産高校専攻科在学中、海上保安庁の有資格者採用試験を受験し合格し、入庁しました。

入庁の経緯

 取得した資格を生かせる職業を探していたところ、海上保安庁で有資格者を採用していると聞き、海上保安庁の業務を調べていくうちに、通信士として人命救助に携われることを知り、興味を引かれ、海上保安庁に入庁しようと決めました。

現在の仕事

 現在、第十一管区海上保安本部那覇航空基地において、探索レーダー士として勤務しており、飛行機に搭乗し、航空用高性能監視レーダーや赤外線捜索監視装置を使用して、主に十一管区が管轄する海域を上空から日々監視しています。

 通信士としてヘリコプターに搭乗することもあり、行方不明者の捜索や、船からの傷病者の吊上げ等の救助活動も行っております。

 航空基地で勤務する前は、巡視船で勤務しており、一般船舶との無線交信や海難事故が発生した際には、航空機と無線交信し、巡視船と航空機が連携して海難事故の対応に当たっておりました。

 また、海上保安部の航行援助センター(現交通課)で灯台などの航路標識の保守・管理にも従事しておりました。

仕事をする上で大切にしていること

 海上保安庁の業務は特殊な状況・環境で行うことが多いです。入庁してから10年以上が経っていますが、まだまだ分からない事や経験したことが無い状況が多いので、積極的にこれに取り組み、更なるスキルアップが出来るよう心がけています。

今後の目標

 航空通信に関する知識や技術を増やし、航空通信初任者の育成に力を入れていきたいと考えています。

 

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