アジア海上保安機関長官級会合は、海上保安行政に関する地域的な連携強化を図るため、マラッカ・シンガポール海峡をはじめ、世界的にも最も重要な海上交通を抱えるアジア地域の海上保安機関の長が一堂に会する多国間の枠組みです。
我が国主導の下、2000年に東京において第1回会合を開催後、ほぼ毎年開催国を代えながら長官級会合及び実務者会合を開催しています
令和6年9月 第20回アジア海上保安機関長官級会合(於:韓国)

メンバー国及び地域等 / 22カ国・1地域・2機関
オーストラリア、バーレーン、バングラデシュ、ブルネイ、中国、フランス、インド、インドネシア、日本、カンボジア、韓国、ラオス、マレーシア、モルディブ、パキスタン、フィリピン、ミャンマー、シンガポール、スリランカ、タイ、トルコ、ベトナム、香港(中国)、UNODC-GMCP、ReCAAP-ISC
主な取組み
以下の5つの対象分野において、議長国を中心に連携訓練やワークショップの実施等の実践的な連携・協力を推進しています。
・捜索救助
・海洋環境保全
・海上不法活動の予防・取締り
・人材育成
・情報共有/合同訓練