発表日
令和7年10月23日
概要
海上保安庁は、令和7年10月28日(火曜)~12月5日(金曜)の間独立行政法人国際協力機構(JICA)の枠組みの下、JICA横浜とともに海外の海上保安機関職員等を我が国に招き、参加国の海上保安業務(救難・環境防災)の能力向上を目的とした、JICA課題別研修「救難・環境防災コース」を実施します。
本文
1 研修概要
本研修は昭和57年から実施されており、海上保安実務者として必要となる、海難救助をはじめとする海上で発生する事故・自然災害への対応、海洋環境保全に関する知識・技能について習得することを目的として実施され、今回で43回目の開催となります。
2 研修日程・場所
日程
令和7年10月28日(火曜)~12月5日(金曜)
場所
海上保安庁本庁、海上保安試験研究センター、海上保安学校宮城分校、第二管区海上保安本部、横浜海上防災基地、仙台航空基地他
3 予定参加国及び人数(下線は初参加国)
アフリカ地域
ジブチ1、タンザニア1、マダガスカル1
アジア地域
リランカ1、ベトナム1、インドネシア1、フィリピン3、 マレーシア1
大洋州
パラオ1、ソロモン1、ツバル1、サモア1、マーシャル1
4 主な研修内容
- 捜索救助、海上防災及び環境保全等に関する講義
- 海上保安庁施設の視察
- 捜索救助及び海上防災に関する訓練
※ JICA 課題別研修
課題別研修は、日本側が研修内容を企画・計画し、開発途上国に提案する 研修です。日本が有する知識や経験を通じて途上国が抱える課題解決に資す るよう、国内の多くの関係団体と連携しつつ実施しています。病院管理のノ ウハウ、地方自治制度、また伝統的な農業技術から最先端の科学技術に至る まで、多岐に亘る分野をカバーしています。(引用:JICA ホームページ) 海上保安庁では、海上犯罪取締り、救難・環境防災、海図作成、海上交通 安全の研修を行っています。