第25回北太平洋海上保安フォーラムサミットへの参加(結果概要) ~北太平洋の地域6か国の連携・協力を目指して~

発表日

令和7年9月26日

概要

9月22日(月曜)から25日(木曜)まで、中国・上海において、北太平洋地域の海上保安機関による長官級会合「第25回北太平洋海上保安フォーラムサミット」が開催され、海上保安庁から瀬口良夫長官が出席しました。 会合では、北太平洋における海上の安全・セキュリティの確保等を目的とした参加国間の連携・協力及び今後の活動等について議論されました。

本文

1. 開催期間・場所

日時:令和7年9月22日(月曜)から9月25日(木曜)
場所:中国・上海

2. 参加機関(括弧内は代表)

日本:海上保安庁(瀬口 良夫長官)
カナダ:カナダ沿岸警備隊(マーク・メス副長官)
中国:中国海警局(ユ・ゾン局長)
韓国:韓国海洋警察庁(キム・インチャン捜査局長)
米国:米国沿岸警備隊(ジョセフ・バゼラ太平洋方面司令官)
ロシア:ロシア国境警備局(ローマン・トロク副長官)

3. 結果概要

 北太平洋における最近の密輸・密航の取締事例を含む情勢、最近の各国の捜索救助・海洋汚染事故対応及び「脱炭素化に向けたエネルギー源の海上輸送の防災対策」の動向等について情報交換を行い、引き続き、机上訓練や通信訓練等を通じ、参加国間で各分野における連携・協力を進めていくことで一致しました。 なお、次期ホスト国は、ロシアとなりました。


プレナリーの様子


プレナリーでの長官挨拶の様子


ワーキンググループからの結果発表の様子