発表日
令和7年6月26日
概要
2024年9月の日米豪印首脳会合の機会に発出された共同声明に基づき、初めて、「シップオブザーバー・ミッション」をパラオから出港する米国沿岸警備隊(USCG)の巡視船において実施します。本取組は、日米豪印各国の海上保安機関船艇への相互乗船を通じ、知識の共有や信頼醸成を図るもので、今回は、海上保安官が豪印の海上保安機関職員とともに、米国沿岸警備隊(USCG)の巡視船に乗船し実施します。
本文
1 背景
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- 日米豪印は、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向け、海洋安全保障、経済安全保障、サイバーセキュリティなどの幅広い分野で様々な実践的な協力を進めています。
- 2024年9月の日米豪印首脳会合(米国・ウィルミントン)において、地域に真に裨益する実践的協力として、日米豪印各国の海上保安機関船艇への相互乗船を通じ、知見の共有や信頼醸成を図る「シップオブザーバー・ミッション」を実施することで一致しました。
- 日米豪印首脳間での一致後、初めてとなる今回の「シップオブザーバー・ミッション」は、USCG巡視船「STRATTON(ストラトン)」で行われ、当庁からは、海上保安官2名を派遣します。
2 参加機関
日本:海上保安庁(JCG)、米国:沿岸警備隊(USCG)、豪州:国境警備隊(ABF)、インド:沿岸警備隊(ICG)
3 当庁参加者
2名
4 その他
本件については、事後広報を行うこととしており、写真等の提供も予定しています。