発表日
令和6年11月22日
概要
海上保安庁は、本年11月、海上保安庁MCT(Mobile Cooperation Team)職員等を韓国に派遣し、米国沿岸警備隊(USCG)及び韓国海洋警察庁(KCG)と連携してASEAN及び太平洋島しょ国等の海上保安機関職員に対する能力向上支援を初めて実施しました。
本文
- 今回の研修では、はじめに講義で当庁の理解度向上を目的とした業務概要説明と制圧手法の基本的な概要説明を行い、次に訓練として、被疑者と対峙したことを想定し、口頭による制圧、掴まれたときの離脱方法、関節技を含む実践的な制圧手法を指導し、もってASEAN及び太平洋島しょ国等の能力の向上を図りました。
- また、USCG職員も捜索救助に関する講義を実施しました。日米韓CG間で指導方法の違いや認識を共有するなど、今後の取組に際しても有意義な研修となりました。海上保安庁では、引き続き、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向け、外国海上保安機関との連携・協力の取組を進めてまいります。
業務概要説明
制圧概要説明
制圧手法の講義
日米韓の研修対応者
資料全文
「日本・米国・韓国連携による『初』の能力向上支援の実施について~「キャンプデービッドの精神」に基づく実践的取組~」の詳細(PDF形式 217KB)