発表日
令和6年9月4日
概要
海洋情報資料館では、9月12日(木曜)の水路記念日にあわせ、普段展示していない海上保安庁が所蔵する歴史的に貴重な世界地図を展示します。
本文
1. 企画展示期間
期間:令和6年9月11日(水曜)から10月13日(日曜)まで(月曜、火曜を除く)
時間:午前10時~午後5時(入館無料)
2. 場所
海洋情報資料館
住所:東京都江東区青海2-5-18 青海合同庁舎1階
アクセス:新交通ゆりかもめ「テレコムセンター」駅下車、徒歩5分
3. 主な展示内容
① 1513年にオスマン帝国のピーリー・レイースが作製した大西洋の地図
- ピーリー・レイースは16世紀オスマン帝国の海軍軍人で、世界地図の作者として知られている。
- 本図は1929年にイスタンブールのトプカプ宮殿博物館で発見された。
- 当時の最新の地理的知識の見地で描かれた航海地図であり、本来はインド洋を描いたもの(消失)と合わせて1対となる地図である。
- 2013年に年に海上保安庁がトルコ海軍関係者から複製
②1569年にゲラルドゥス・メルカトルが作製した世界地図
- ゲラルドゥス・メルカトルは16世紀ネーデルラントの地理学者であり、現在の海図でも使用されているメルカトル図法の考案者として知られている。
- 本図は18図1組からなる1569年の世界地図である。
- 1図の大きさは50×65cm(縦長)であり、全体の大きさは200×300cm(横長)
- 本図は、1889年にスイスのバーゼル図書館で発見され、国際水路局(IHB:現国際水路機関(IHO)の前身)が複製し加盟国に配布したもの。
③1856年にドイツで作製された世界地図
- 大きさは108×167cm(横長)、墨・青の2色刷、銅版印刷
- ドイツで作製された図で、経度0度を左端とした配置にしているため、太平洋が中央付近に描かれている。
- 経度の基準として、パリ、グリニッジ、大西洋のフェロー諸島の3つが用いられている。
- 作製国であるドイツには現存していないことから、日独友好にかかる取り組みの一環として、平成31年3月、海上保安庁からドイツ連邦海運水路庁(ハンブルク)へ本図の複製品を寄贈した。