海上保安庁は、東南アジア周辺海域における海賊対策のため、令和5年12月3日から12月6日までの間、航空機を同海域に派遣のうえ、公海上でのしょう戒を実施し、シンガポール及びインドネシアへ寄航しました。
派遣中は、現地海上保安機関等を訪問し、連携・協力関係の強化を図りました。
さらに、インドネシアにおいては国連薬物・犯罪事務所(UNODC:United Nations Office on Drugs and Crime)と連携した、海洋状況把握(MDA:Maritime Domain Awareness)にかかる研修のため、同派遣機にてフライトを行いました。
引き続き海上保安庁では、これらの取組を通じ、インド太平洋海域における法の支配に基づく自由で開かれた海洋秩序の維持・強化を推進していきます。
「海賊対策のため海上保安庁航空機をシンガポール・インドネシアへ派遣しました~我が国の海上交通路の安全確保に向けて~」の詳細(PDF形式 381KB)