発表日
令和7年6月3日
概要
5月30日から6月1日の間、シンガポールにおいて開催された「アジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)※」に海上保安庁長官が初参加し、「アジア太平洋における協力的な海上安全保障」をテーマとした特別セッションにおいて、海上保安庁として初めてスピーチを行いました。
※アジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)
英国のシンクタンクである国際戦略問題研究所(IISS)が主催する会議。2002 年に第 1 回会合が開催され、本年で 22 回目。アジア太平洋地域及び欧州から各国国防大臣、議会関係者、有識者が一同に会し、アジア太平洋地域やグローバルな安全保障問題に関して、自由な議論を行うことを目的とする。
本文
- 概要
- 5月30日から6月1日の間、シンガポールにおいて開催された「アジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)※」に海上保安庁長官が参加し、「アジア太平洋における協力的な海上安全保障」がテーマの特別セッションにおいて、スピーチを行いました。
- 同会議における海上保安庁によるスピーチの実施は今回が初めてです。
- スピーチでは、海上保安庁の概要を紹介し、海上保安機関は「法の支配」のガーディアンでなくてはならず、「法の支配」の重要性を認識すべきことを強調するとともに、海洋問題がグローバル化・多様化する中、世界規模での海上保安能力の強化が不可欠であること、同時にすべての関係者が協力して海洋安全保障上の課題を克服していくことが重要であることを主張しました。
- 会合に際しては、現地関係機関や出席者の方と意見交換等を行いました。
- 参加日・場所
- 参加日:令和7年5月30日(金曜)~31日(土曜)
- 場所:シンガポール シャングリラホテル
(特別セッション「アジア太平洋における協力的な海上安全保障」は31日開催)



