第31回定期演奏会

令和7年10月27日(月曜)

東京芸術劇場コンサートホール(東京都豊島区)

サクソフォーン・バスカーズ
ルージュの伝言
宝島

行進曲「不屈大隊」
キャンディード序曲
知恵を持つ海
アイヴァンホー

バック・トゥ・ザ・フューチャー
ジャパニーズ・グラフィティ14　A・RA・SHI～Beautiful days
ユー・レイズ・ミー・アップ
コンサートの定番に　銀河鉄道999
故郷（ふるさと）
ウィキッドよりセレクション

「海猿」のテーマ(『LIMIT OF LOVE･海猿』より)
GUARDIANS OF THE WAVES

令和7年10月27日（月曜）、海上保安庁音楽隊は、東京芸術劇場コンサートホールにて、第31回定期演奏会を開催いたしました。

今回は、インターネットでの応募のみとなりましたが、多くの方から入場希望の応募をいただき、月曜日の19:00という開演時刻にも関わらず、1,300名を超える多くの方にご来場いただきました。

また、昨年に引き続きYouTubeライブ配信も同時に実施し、約4,000名の方々に配信をご覧いただきました。

演奏会のご来場・ご視聴いただいた皆様、本当にありがとうございました。

今年は新たな試みとして、本演奏会の開演前にサクソフォン四重奏によるウェルカムコンサートを行いました。

当音楽隊のサクソフォン奏者は3名ですが、クラリネット担当の澁谷隊員が今回バリトンサックス担当として出演しました。

ソプラノ、アルト、テナー、バリトンの四種のサクソフォンで構成されるアンサンブルの演奏で、「サクソフォーン・バスカーズ」等計3曲を披露し、本演奏会が始まるまで会場を魅了しました。

演奏会第1部では、吹奏楽のために作曲・編曲された曲を中心としたクラシカルなステージを、第2部は、ポップスや映画音楽などを中心に親しみやすい曲を集めたステージで、アンコールを含め計12曲を披露しました。

第2部演奏の合間に、自己救命策3つの基本（救命胴衣の着用・連絡手段の確保・118番の活用）を紹介しました。

さらに、海上保安庁の業務「海の管制官」について紹介しました。

「海の管制官」と言われても言葉だけでは中々イメージがしづらい業務のため、実際に船が航路を航行する様子を、音楽隊員お手製の小道具で分かりやすく説明したほか、過去、実際に海の管制官として勤務をしていた古谷副隊長と楠本隊員により、管制官の業務の様子を実演しました。

多くの方に「海の管制官」とは何かを知っていただけていたら幸いです。

定期演奏会終了後には、海上保安庁長官をはじめ幹部の方々より労いのお言葉をいただき、無事演奏会を成功させることができた喜びとともに、更に気が引き締まる思いでした。

本演奏会開催にあたり、関係各所から多大なるご支援、ご協力いただきましたこと、この場をお借りして深く御礼申し上げます。

音楽隊一同、今後とも精進して参りますので、応援をどうぞよろしくお願いいたします！