海で遊ぶ場合のお願い!【船舶・海浜共通】
- 海では、天気(気象・海象)が船舶や人に大きな影響を与えます。海に行く場合は、事前に天気(気象・海象)の情報を確認し、悪天候が予測される場合は中止する勇気を持ちましょう。
海上保安庁では、プレジャーボート、漁船等の船舶運航者やマリンレジャー愛好者の方々に対して灯台等で観測した気象・海象の状況、海上工事・行事の状況など、海の安全に関する情報を提供する沿岸域情報提供システム(海の安全情報)を運用しています。
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- 大切な命!自分で守る3つの基本(自己救命策確保)
海上保安庁では、大切な命を自分で守るため、そして、1人でも多くの人を救助できるよう、次の3つを基本とする「自己救命策確保」を推進しています。
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船舶事故防止について(プレジャーボート)
平成22年から平成26年の沖縄県の周辺海域におけるプレジャーボートの船舶事故は、141隻で毎年約28隻発生しています。プレジャーボートの事故は船形毎に事故の傾向が異なることから、船形毎に傾向と防止策を示します。
※ 安全運航のチェックポイントはこちら⇒⇒⇒【マリンセーフティーガイド】
- モーターボート(詳細は、こちら。)
モーターボートの事故のうち15隻(19%)が機関故障でした。機関故障の事故のうち、材質不良、構造上の欠陥、原因不明なものを除く事故が11隻(73%)あり、そのうち7隻(64%)については発航前点検が未実施でした。
発航前点検の確実な実施をお願いします。
※ 発航前点検チェックポイントはこちら⇒⇒⇒【発航前点検チェック一覧表】
- シーカヤック(詳細は、こちら。)
シーカヤックの事故のうち7隻(34%)が転覆したシーカヤックを復原できずに漂流する等の技能不足によるものでした。講習を受講し復原等の基礎的な技術の習得をお願いします。
- 水上オートバイ(詳細は、こちら。)
水上オートバイの事故のうち8隻(45%)が推進器障害で、うち7隻(88%)が曳航ロープ又は係留ロープ等を推進器に絡索させた漂流したものでした。ロープの取り扱いに注意願います。
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海浜事故防止について
平成26年のマリンレジャー海浜事故は95人(うち死者行方不明者は28人)で昨年と比較して16人増加(死者行方不明者は28人増加)しました。活動別ではシュノーケリング中が最も多く次いで遊泳中(シュノーケリングを除く。)でした。
- シュノーケリング
シュノーケリング中の事故のうち24人(77%)が、ライフジャケット等(ウエットスーツを含む。)を着用していませんでした。ライフジャケット等を着用し浮力を確保するとともに、正しい取り扱いの習得をお願いします。
※ シュノーケルリングの基本はこちら⇒⇒⇒【シュノーケリングの基本】
※ リーフカレント(離岸流)とその対処法等⇒⇒⇒【リーフカレントについて・発生位置】
- 遊泳(シュノーケリングを除く。)
● 遊泳中の事故のうち15人(63%)が20才未満及び60才以上の事故でした。
● 若年層の者が水遊びをする際は、父兄による監護をお願いします。
● 高学年以上の者でも1人での遊泳は行わず、友人同士等でお互いの安全に注意しつつ遊泳してください。
● 高齢者は健康状態を意識し無理をしないように心がけてください。
※ リーフカレント(離岸流)とその対処法等⇒⇒⇒【リーフカレントについて・発生位置】
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