海で遊ぶ場合のお願い!【船舶・海浜共通】
- 海では、天気(気象・海象)が船舶や人に大きな影響を与えます。海に行く場合は、事前に天気(気象・海象)の情報を確認し、悪天候が予測される場合は中止する勇気を持ちましょう。
海上保安庁では、プレジャーボート、漁船等の船舶運航者やマリンレジャー愛好者の方々に対して 灯台等で観測した気象・海象の状況、海上工事・行事の状況など、海の安全に関する情報を提供する沿岸域情報提供システム(MICS)を運用しています。
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- 大切な命!自分で守る3つの基本(自己救命策確保)
海上保安庁では、大切な命を自分で守るため、そして、1人でも多くの人を救助できるよう、次の3つを基本とする「自己救命策確保」を推進しています。
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船舶事故防止について(プレジャーボート・漁船・遊漁船)
平成26年から平成30年の那覇海上保安部管内(沖縄本島南西部、慶良間列島、久米島等の周辺海域)におけるプレジャーボート・漁船・遊漁船の船舶事故は、161隻で毎年約32隻発生しています。
※ 安全運航のチェックポイントはこちら⇒⇒⇒
【マリンセーフティーガイド】
※ 小型船舶事故防止リーフレットはこちら⇒⇒⇒
【小型船舶を操縦される方へ!!】
※ 乗揚げ事故防止リーフレットはこちら⇒⇒⇒
【リーフへの乗揚げ注意!!】
- プレジャーボート(詳細は、こちら。)
● 50隻のプレジャーボートが事故に遭いました。
● 事故種類別では、 機関故障(11隻)、乗揚げ(10隻)、係
留不備(7隻)が多いです。
● 機関故障の事故のうち、材質不良、構造上の欠陥、原因
不明なものを除く事故が8隻(89%)あり、そのうち3隻(43
%)については発航前点検が未実施でした。発航前点検の
確実な実施をお願いします。
※ 発航前点検チェックポイントはこちら⇒⇒⇒
【発航前点検チェック一覧表】
- 漁船(詳細は、こちら。)
● 60隻の漁船が事故に遭いました。
● 事故種類別では、乗揚げ(18隻)や衝突(16隻)が多いで
す。
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海浜事故防止について(マリンレジャー中)
平成26年から平成30年の那覇海上保安部管内(沖縄本島南西部、慶良間列島、久米島等の周辺海域)におけるマリンレジャー中の海浜事故に、205名の方が遭われ、51名の方が亡くなられています。活動別では、シュノーケリング中が最も多く、次いでスキューバダイビング中となっています。
- シュノーケリング
● 60名の方が事故に遭われ、このうち22名の方が亡くなら
れました。
● 未経験の方(11人)・経験が少ない(3年未満)方(17人)
の事故が多く、その原因は、海水誤飲、パニック等による溺
水(20人)や帰還不能(7人)が多いです。
● シュノーケリング中の事故のうち42人(70%)が、ライフジ
ャケット等(ウエットスーツを含む。)を着用していませんでし
た。ライフジャケット等を着用し浮力を確保するとともに、正
しい取り扱いの習得をお願いします。
※ シュノーケルリングの基本はこちら⇒⇒⇒
【シュノーケリングの基本】
※ リーフカレント(離岸流)とその対処法等⇒⇒⇒
【リーフカレントについて・発生位置】
- スキューバダイビング
● 51名の方が事故に遭われ、このうち8名の方が亡くなら
れました。
● 沖縄県外の方(34人)・外国の方(14人)の事故が多いで
す。
● 未経験の方(18人)・経験が少ない(3年未満)方(12人)
の事故が多く、その原因は、海水誤飲、パニック等による溺
水(22人)が多いです。
● 経験が豊富な方の事故原因は、漂流等による帰還不能(
6人)が多いです。
● また、高齢者は健康状態を意識し無理をしないように心が
けてください。
※ ダイビング事故防止リーフレット(ダイビング経験が少ない
方け)はこちら⇒⇒⇒【ダイビング事故多発中!!】
※ ダイビング事故防止リーフレット(ダイビング事業者向け)
はこちら⇒⇒⇒【ダイビング事故多発中!!】
※ リーフカレント(離岸流)とその対処法等⇒⇒⇒
【リーフカレントについて・発生位置】
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