令和２年12月2日午後2時7分、宮古島南側に位置する入江湾湾口付近からカヤックとSUP（スタンドアップパドルボード）が沖に流されたとの通報を受け、当基地ヘリコプターが対応に当たりました。午後3時8分、当基地ヘリコプターがSUPを発見、機動救難士2名を降下させ、午後3時20分、乗艇していた女性1名を吊り上げ救助しました。救助した女性については宮古空港にて宮古島市消防本部救急車に引き継ぎました。女性は寒気を訴えているものの命に別状はありませんでした。なおカヤックにあっては、琉球水難救済会東急リゾート救難所所有の船舶に救助されました。今回は宮古島地方で強風・波浪注意報が発表されている中で起こった事故となります。マリンレジャーを楽しむ際は、常に気象・海象の状況に十分注意し、決して無理をせず、身の安全を第一とした自己の技量に見合った行動をお願いします。