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☆ 津堅島灯台 (つけんしまとうだい)

●陸軍省臨時臺灣燈標建設部 建設・陸軍省臨時臺灣燈標建設部 建設
●明治29年11月25日 初点灯 第四等不動折射器をおく。
   ・鉄造、 六角形 、 白色、 500cd  、 14M
   ・灯高4.1丈(12.4メートル)、水面上7.65丈(23.2メートル)
   ・起工 明治29年1月16日
   ・竣工 明治29年9月15日

   ・総工費 20,403円39銭9厘
●大正6年12月8日 ルックス灯に改良、光力増大
   ・甲式 600cp 石油蒸発白熱灯 2,000cd
●昭和20年 不明   戦災被災 全壊

☆ 先原崎灯台 (さきばるさきとうだい)

●陸軍省臨時臺灣燈標建設部 建設
●明治29年11月25日日 初点灯 第六等回転折射器をおく。
   ・煉瓦石造 円形 、白色、回転白色、
   ・毎15秒に一閃、900
cd、15.5M
   ・灯高4丈(12メートル)、水面上9.6丈(29.09)
   ・起工 明治29年1月10日
   ・竣工 明治29年9月15日日

   ・総工費 15,551円97銭6厘
   ・赤光分弧(唐船口南西浅瀬を示す)
   ・緑光分弧(モンナン瀬、干ノ瀬、ダナカソネガー、イナンノソネガーを示す)
●明治32年12月11日 石綿灯心に変更

明治33年3月15日  明弧変更
明治33年4月20日  管理標識『三重城灯台』見回り方式で保守管理
大正12年4月1日   回転機械の持続時間の延伸
昭和6年11月27日  燭光数変更 20,000cd
昭和20年 不明    戦災被災 全壊

☆ 伊江島灯台 (いえしまとうだい)

●陸軍省臨時臺灣燈標建設部 建設
●明治30年3月5日 初点灯 第一等回転折射器をおく。
   ・鉄造、八角形、黒白横線、回転、毎30秒1閃、
   ・63,500
cd、19M
   ・灯高 100尺(30.3メートル)、 水面上16.7丈(50.6メートル)
   ・起工 明治29年1月6日  竣工 明治30年2月20日
   ・総工費 74,821円49銭6厘
明治44年6月16日 強震のため、折射器二号中部焦点等破損
大正元年10月1日 暴風のため、前項の周辺二輪墜落破損
大正2年2月 不明 前二項復旧
大正2年9月27日 錘量軽減のため、転轆4個取り外し
大正4年11月24日 チャンス1,300cd、石油蒸発白熱灯に改良
               光力増大、1,800,000
cd
大正11年11月8日 回転網延伸、5hr持続時間となる。
昭和20年 不明   戦災被災 全壊

☆ 三重城灯台 (みえぐすくとうだい)

●明治33年4月20日 初点灯、無等、不動折射器をおく。
明治44年6月8日  休灯、狂人に灯器を毀損せられる。
明治44年7月9日  仮灯点灯
明治44年10月14日 復旧、仮灯撤去
昭和20年 不明    戦災被災 全壊



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