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  美々津灯台
    みみつとうだい   神話の湊に立つデザイン灯台      
日向市美々津沖の岩礁「七ッ碆」に立つ美々津灯台
正式な標識名称は「美々津港灯台」です。
神話の地「美々津」にちなんでデザインされた石灯籠型の灯台です。
塔の高さ:約17m
海面から灯火までの高さ:約24m

※写真をクリックすると拡大表示されます。
灯台の脇には神話の地らしく小さな祠(ほこら)も立っています。
「古事記」によれば、神武天皇は水軍を率いて日向を出発、瀬戸内海を経て大和の国を征服し初代天皇に即位したとされます。これがいわゆる「神武東征」の神話です。このとき船出したのが、ここ美々津の湊とされています。
美々津灯台の記念額
昭和9年10月1日の初点と、灯台の成り立ちを記しています。
美々津灯台の灯器
電球:LED(白色LED球を1段の全周に102個配し、これを6段計612個で1つの灯器としています。)
灯質:閃白光(Fl W 4s)4秒毎に白光1回
光度:390カンデラ
光達距離:約7.5海里(約15km)
電源:太陽電池
「七ッ碆」(ななつばえ)と美々津灯台
美々津港から見る美々津灯台
残念ながら灯台に渡る橋や公共の船はなく、職員の定期巡回も瀬渡船をチャーターして行います。
美々津港全景と美々津灯台
美々津港は「耳川」河口の港で、手前は耳川に架かる国道10号線の「耳川大橋」です。
国道10号線を通って耳川にさしかかると、沖合に美々津灯台が展望できます(運転中は脇見運転にご注意)。
美々津の街に立つ「日本海軍発祥」の碑
初代天皇が水軍を率いて船出したことから、戦前この地を日本海軍発祥の地として記念碑が建立されたものです。
美々津港灯台へのアクセス
 JR日豊本線「美々津駅」から徒歩約15分で美々津市街。
 市街地から目の前に灯台を望見することができますが、灯台に渡る橋や公共の船はなく、美々津港からの瀬渡船などによるほかありません。 
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