福浦灯台


写真をクリックすると大きくなります。

福浦は、石川県北部、能登半島西岸の港町で、港は三方が丘陵に囲まれ、奥深く入江となった天然の良港で古くから大陸との文化交流の玄関口として栄えてきました。福浦港の灯台は慶長13年(1608年)福浦の住人で船持ちの日野長兵衛が自船の安全を図るため、入口の岩頭でかがり火を炊いたのが始まりとされています。以後日野家が代々引継ぎ、明治9年10月吉三郎が木造の灯明台を建設し、35年まで維持管理していました。38年3月木造四角形、高さ5メートルの灯台が福浦村で再建されました。現在、復元され県指定文化財として保存されています。現在の灯台は、昭和59年に建替えられ、福浦港の目印として利用されているのはもちろんですが、沖を航行する船舶の道しるべとしても重要な役目を果たしています。

現在の灯台は、松林の中の遊歩道を通って2分ほどで行くことが出来ます。また、近くには遊女が願いをかけたという「腰巻き地蔵」があり、往時を物語っています。

 

場所  石川県羽咋郡志賀町

交通  @鉄道  JR北陸本線金沢駅下車

     Aバス  北鉄バス富来門前町行き 富来漁民センター下車

     B車   北陸自動車道 金沢東インター下車 輪島方面へ約1時間30分

 


地図をクリックすると大きくなります。