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〒933-0105 富山県高岡市伏木錦町11番15号 0766-44-0197(管理課) |
118番とは? 118番とは、海における事件・事故の緊急通報用電話番号です。
電気通信番号規則(平成9年11月17日号外郵政省令第82号) 海上保安庁では、平成12年5月1日から「海上保安庁緊急通報用電話番号」として118番の運用を開始し、平成22年12月には、1月18日を「118番の日」と制定しました。 海難、不審な船、油の排出、密航密輸情報などに遭遇したら118番へ通報をお願いします。 携帯電話、固定電話等からは、その地区を管轄する各管区海上保安本部へ、船舶電話からは全国どこからでも海上保安庁本庁へつながります。 118番の周知は未だ十分とは言えず、海事関係者の方々には浸透してきているものの、県民(内陸部)の皆様には十分認知されていない状況あります。 警察の「110番」、消防の「119番」と同様に、広く富山県民の皆様に知っていただき、助かる命を守り、また、間違いも多いため正しく理解していただくために、周知活動を行っています。 また、間違い電話などが大変多いので、「海のもしもは118番」、「海のもしもは118番」と覚えてください。(118番通報実績) 【海の豆知識】「船の揺れ方」について 海に浮かぶ船が、波やうねりを受けるとことにより船の揺れ方の代表的なものを2点お話します。<船の揺れ方の代表格2つについて> ⅰ 横揺れ ローリング rolling(回転運動) 船に横から波があたり左右に傾くように揺れる揺れ方です。船のサイド(左舷と右舷)が交互に上下します。手すりに掴まっていないと、横滑りします。固定していない物品は、左右に動き(滑り)、散乱してしまいます。揺れの程度に応じ、船酔いする人がいます。 ⅱ 縦揺れ ピッチング pitching(回転運動) 船の前や後ろからの波によって船首と船尾がシーソーのように揺れます。船が前後に傾くように揺れる揺れ方です。船の前後(船首と船尾)が交互に上下します。エレベーターで急加速した時のように体が浮いたり、床に推し付けられるように感じます。この揺れが始まると、気分が悪くなる人が出始め、揺れが続くと、大抵の人は船酔いします。 船酔いには、不規則な加速減速の反復を繰り返す乗り物の揺れにより発生する耳鳴り、めまい、頭痛、嘔吐などがあります。 耳(三半規管)から受ける平衡感覚と目に入ってくる視覚間隔がずれて脳が情報を受け止められず混乱し、自律神経の乱れ、平行感覚の乱れによりおきる症状です。 【船酔いの軽減について】 ・水平線を見たり、遠くを見て平衡感覚を整える。 ・船の進行方向と同じ方向を向く <その他の揺れについて:揺れの体感も少なく、船酔いもまずありません。> ⅲ ヨーイング (左右揺れ) yawing(回転運動) 船が左右に振れるように揺れる揺れ方です。船首が右を向いたり、左を向いたりと、蛇行するので、舵を取り針路を修正しなければなりません。 ⅳ ヒービング 上下動 heaving(平行運動) 船全体が上下に移動する揺れ方です。 ⅴ スウェイング 左右動 swaying(平行運動) 船全体が左右に移動する揺れ方です。 ⅵ サージング 前後動 surging(平行運動) 船全体が前後に移動する揺れ方です。 |
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