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「赤礁埼灯台」へは敦賀方面、舞鶴方面からともに国道27号線から「青戸の大橋」を渡り直進し、県道241号線(赤礁崎公園線)に入り、
犬見トンネル〜大島トンネル〜西村トンネル〜河村トンネル〜脇今安トンネルを抜けて、突き当たりを右方向に進みます。道なりに赤礁崎オートキャンプ場を通りすぎる
と公園駐車場に着きます。公園入口の回転ゲート(100円投入)を抜け、整備された遊歩道を10分ほど歩き、橋を渡れば「赤礁崎灯台」へ到着です。(公園内には遊
具もあり、子供連れの家族や老若男女のカップルが散策している姿をよく見かけます。) 「鋸埼灯台」は同じルートで、脇今安トンネルを抜けて突き当たりを左方向に進みますが、一般の方は大飯原発PR館(エル・パーク)までとなります。本灯台は、先月の 「舟通埼灯台」と同じく、ここから先は一般の方が立ち入ることの出来ない私有地内にあります。 |
〜余話D〜 「台場」(だいば)とは幕末に日本各地の沿岸に築かれた「砲台」を意味するものです。代表例は、TV等で馴染みの東京湾の「お台場」です。この台場は、江戸時代末期のペリーの浦賀来航を契機として、幕府内に海防意識が高まり異国の黒船を監視・攻撃するべく、急遽、将軍家お膝元の江戸湾に築いた海上要塞でした。 また、朝廷の前面(京都の背後)にあたる若狭湾においてもしかりでした。 当時の小浜藩はロシア船の来航に備え、海防上重要な地点として小浜湾西部・大島半島の松ヶ瀬、鋸崎に台場を築造しました。 近年、オートキャンプ場の建設に伴い、赤礁埼を中心に測量が行われた際に巨大な台場跡が発見され、松ヶ瀬台場跡は平成13年に国の史跡に指定されました。現在は復元されて当時の様子が伺われます。 150年以上も昔に砲台のあった地に、平和の灯りを投げかける灯台が設置されたことは、感慨深いものがあり、歴史のながれに埋もれずに灯台の灯が永遠であることを祈ります・・・・・・・・。 |
初秋の若狭富士(青葉山)三姿 |
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小浜市岡津付近から望む (赤い橋梁が「青戸の大橋」) |
舞鶴市大波下付近から望む |
鋸埼灯台から望む雲海の中の 若狭富士 |
赤礁埼灯台、鋸埼灯台周辺で見つけた小さな秋 |
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