海上保安庁では、令和６年７月１６日から７月３１日までの１６日間、「海難ゼロへの願い」をスローガンに官民一体となって、全国一斉に海の事故ゼロキャンペーンを実施します。

○小型船舶の海難防止についてお願い
「自船の安全確保３か条」を推進しています。
　自船の安全確保３か条ってなに？
・発航前点検の実施
　燃料の量やバッテリーなど異常がないか点検し、最新の気象・水路情報を入手した上で発航しましょう！
・常時見張りの徹底
　航行時は、他船の動静や浅瀬など周囲の状況を確認し、安全運航に努めてください。
・救助支援者の確保
　出港する前に仲間の船や係留しているマリーナ、家族に行き先及び入港時刻を伝えましょう。
　万が一の時、仲間の船に助けてもらったり、救助活動が難航することなく行えたりします。　　　　　　　　　　　　

機関整備についてのお願いです。
中古艇は特に点検整備が重要になってきます。
船長さん個人で点検する範囲にも限度がありますので、業者による定期的な点検を行い、エンジントラブルの防止に努めましょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

○大型船舶の海難防止についてお願い
国際VHFや汽笛信号を活用し、早期に船舶間の意思疎通を図ることで適切な操船に努めましょう。
また、居眠り運航や自動操舵で見張りを疎かにすることなく、常時適切な見張りの徹底をお願いします。

　↓印刷用ポスター(PDF：35MB)