女島灯台での滞在勤務で使用されていた旧施設の紹介

@ 灯台
A レーマークビーコン鉄塔
B エンジン室
C 運用室
D 食堂・キッチン
E 個室
F 倉庫
G 宿舎
H 第一燃料庫
I 清水タンク
K 前浜燃料庫
 ※欄外
灯台
 TOPページにも書いてあるとおり、灯光の高さは海抜119.4メートル、光達距離は25.5海里(約47km)あります。
 
レーマークビーコン鉄塔
 
船舶のレーダーに灯台の方向を映し出す装置の鉄塔で、女島灯台の施設で最も高い建物で高さ18mありましたが、現在は撤去されてます。
 
エンジン室
 灯台を動かす動力源でした。職員居住区の電気などもすべてここで自家発電していましたが、女島灯台無人化により太陽電池による発電に変わったので、その役目を終えて撤去されました。
運用室
 
主にここで業務を行い、12時間交代で当直を回していましたが、日中は当直でない人は道路の草刈りをしたり、その他いろいろな作業を行って、他にも気象庁への定時気象報告や、女島付近の天候の問い合わせもここで応対していました。
食堂・台所
 食事は、1日2食で食事当番が、自分たちで購入した材料で料理を作っていました。
 ←台所      
個室
 1人1部屋ずつあり、主に寝たり本を読んだりしていました。写真の上の方に下がっているのは部屋干し用のロープです。
宿舎
 
以前は職員の居住区として使用していましたが、現在は撤去されてます。
第1燃料庫
 
中には10tタンクが2つあり、前浜の燃料庫からパイプラインでここまで油送し、この他にも第2燃料庫に5tタンク2つ、エンジン室に1.5tタンク2つがあり、この燃料を使ってエンジン室で自家発電を行っていたようですが、現在は撤去されてます。
清水タンク
 
無人島の女島には水道がないので、雨水をここに溜めて使っていましたが、そのままでは使用できず、濾過装置や滅菌器を通して使用していたようですが、現在は撤去されてます。
前浜燃料庫
 
前浜にある燃料庫で、10tタンクが2基あり自家発電に使う燃料を船からここに油送し、その後、パイプラインを使って、上の第1燃料庫まで油送していたようですが、現在は撤去されてます。
バイク
 
前浜の岸壁やヘリポートまでの移動手段として使用され重宝していたようですが、現在は廃車されてます。
J ヘリポート
L バイク