支援艇の運航要員は訓練場所に、他の船舶が立ち入らないよう警戒します。
訓練を終えた海猿たちが資器材に付いた海水を洗い流せるよう、空き時間を使って桶に水を張ります。
暑い日には冷水、寒い日には温水と、その日の天候に合わせて水の温度を調節しています。
訓練で使用したロープやカラビナ等は洗って乾かしています。
水分が残っていると錆びたり、カビが生えたり等、資器材の劣化が早く進んでしまうので、十分乾かし、次回の訓練や海難対応に備えます。
訓練前に海猿と支援班は打ち合わせを行い、必要な資器材と作業の流れを再確認し、準備に取り掛かります。
潜水士を訓練場所まで運ぶため、小型の船(支援艇)を準備しています。
走行中にエンジントラブル等が無いよう、入念にチェックします。
チェックの間に海猿たちは身体をほぐすため、準備運動を行ないます。
以前紹介したドルフィンの訓練では、海猿1人につき、見張りが2人以上ついて安全確保に努めます。
潜水の最中、緊急事態があれば、かなづちで船の側面をたたき音で海猿に危険を知らせます。
名前の通り海猿の支援を行う班です。
具体的な内容としては大きく分けて3つあります。
このように、支援班は海猿が訓練、をスムーズに行えるよう作業の補助をしています。
海難対応でも作業の補助を行います。
船体右側
船体左側
支援艇の準備が終わると、資器材を積み込みます。
この作業は海猿と一緒に行います。
訓練が終了すると資器材の揚収、手入れを海猿と一緒に行います。
今回は海猿たちを陰で支える支援班について紹介します。