このように船体の 両側に搭載して います。

 支援艇の運航要員は訓練場所に、他の船舶が立ち入らないよう警戒します。

A資器材の設置、船の運航

 訓練を終えた海猿たちが資器材に付いた海水を洗い流せるよう、空き時間を使って桶に水を張ります。
 暑い日には冷水、寒い日には温水と、その日の天候に合わせて水の温度を調節しています。

 訓練で使用したロープやカラビナ等は洗って乾かしています。
 水分が残っていると錆びたり、カビが生えたり等、資器材の劣化が早く進んでしまうので、十分乾かし、次回の訓練や海難対応に備えます。


 訓練前に海猿と支援班は打ち合わせを行い、必要な資器材と作業の流れを再確認し、準備に取り掛かります。

 潜水士を訓練場所まで運ぶため、小型の船(支援艇)を準備しています。
 走行中にエンジントラブル等が無いよう、入念にチェックします。
 チェックの間に海猿たちは身体をほぐすため、準備運動を行ないます。

 以前紹介したドルフィンの訓練では、海猿1人につき、見張りが2人以上ついて安全確保に努めます。
 潜水の最中、緊急事態があれば、かなづちで船の側面をたたき音で海猿に危険を知らせます。

@資器材の準備

 名前の通り海猿の支援を行う班です。
 具体的な内容としては大きく分けて3つあります。

 資器材の設置は、おおかた海猿が行うのですが、訓練中、船上での作業は支援班だけで行います。
 ボンベの揚げ降ろしや、ロープ等の設置、タイム測定等の作業をします。
 

 このように、支援班は海猿が訓練、をスムーズに行えるよう作業の補助をしています。
 海難対応でも作業の補助を行います。

海猿だけでなく、支援班も応援宜しくお願いします!

船体右側

 他にも、資器材の設置や回収を行います。
 たまに海猿も回収していますよ(‘▽‘)

船体左側

 支援艇の準備が終わると、資器材を積み込みます。
 この作業は海猿と一緒に行います。

 使用したボンベに空気を充填しています。
 この時、充填する機械の吸気口付近に火気があると二酸化炭素の量が増えて潜水中、呼吸しづらくなります。
 それによって、酸欠等のリスクが増すのため、注意しながら充填を行います。

訓練が終了すると資器材の揚収、手入れを海猿と一緒に行います。

B資器材の片付け
支援班とは?

今回は海猿たちを陰で支える支援班について紹介します。

警備救難艇
支援艇
 準備が整うと資器材の設置や海猿を訓練場所まで運ぶ作業に入ります。