海上保安官達の「正義仁愛」
-
正義仁愛って???
海上保安庁発足の日(昭和23年5月1日)、大久保武雄初代長官は、「海上保安庁の精神は“正義と仁愛である”」と訓示しました。正義とは、海上治安維持によって立つ精神であり、仁愛とは、人命保護と航行安全の象徴です。
発足以来、海上保安庁の業務は時代に合わせて変わりつつありますが、正義仁愛という言葉は、個々の海上保安官に浸透するとともに、海上保安庁の伝統として、今も脈々と受け継がれています。
宇和島海上保安部と正義仁愛
この「正義仁愛」の揮毫は平成七年に宇和島市の立花四郎氏(雅号「雁江」日本教育書道連盟検定試験委員、日本書道美術館参与)が愛媛県信用漁業協同組合宇和島支部佐々木丈典氏の依頼を受けて揮毫したものを宇和島海上保安部に寄贈したものです。