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標識設置箇所(概略)

光り方

概 要

 大浜埼灯台
 
 等明暗白光明3秒暗3秒 (Iso w 6s)

通航船舶の難所である来島海峡の航路に変わる航路として、開発された三原瀬戸航路の主要なポイントを示す航路標識として明治27年、設置された沿岸灯台です。 明治43年には船舶通航潮流信号所が設置され、灯台は廃止されました。 その後昭和29年灯台として点灯再開し、船舶通航潮流信号所は廃止されました。 

 

 百貫島灯台
  
単閃白光毎10秒に1閃光   (Fl w 10s)

大浜埼灯台と同じ目的のため、明治27年、百貫島山頂に設置された沿岸灯台です。 平成15年より風向風速の観測を開始し、30分ごとにデータを更新して、テレホンサービスやホームページ等でお知らせしています。

 箱崎一文字防波堤南灯台
  
単閃赤光毎3秒に1閃光  (Fl r 3s)

平成2年に、福山市内海町の箱崎港防波堤に設置されましたが、平成9年防波堤延長により、一文字防波堤南端に移設され現在にいたっています。 防波堤灯台として箱崎港の入口を明示しています。

走港中北防波堤西灯台
  単線緑光毎4秒に1閃光  (Fl g 4s)

昭和38年に、福山市走島の走港西防波堤に設置されましたが、平成16年防波堤延長により、中北防波堤西端に移設(建替)され現在にいたっています。 防波堤灯台として走港の入口を明示しています。

 福山港第二号灯標 
 
群閃赤光毎6秒に2閃光 (Fl(2) r 6s)

昭和47年に、福山港第二号灯浮標として航路の入口右舷側表示のために設置されましたが、平成16年これに代わり、最新式の浮体式灯標が設置され、視認性の向上が計られました。 この標識は全長約25メートル、水中部に浮力を得るための浮体があります。 水中部先端は31トンの沈錘に係留され、 潮汐等による触れ回りが殆んど無い利点があります。

 福山港第十号灯浮標
  
単閃赤光毎3秒に1閃光  (Fl r 3s)

 昭和41年に、福山港第二号灯浮標と同様に航路の右舷側表示するために設置されました。 このタイプの灯浮標は最も一般的に使用されている型式で、太陽電池パネルが取付けられそのエネルギーを蓄電池に蓄え、日没後自動で点灯しています。

 備後灘航路第四号灯浮標
 
モールス符号白光毎8秒にA (Mo(A) w 8s)

 昭和26年に、備後灘航路の明示のため、航路中央に安全水域標識として設置されました。 この標識には電力を得るための太陽電池パネル、船舶衝突時にペイントを加害船舶へ吹き付けるマーキング装置、標体沈没時その位置を明示する沈没位置明示装置、灯浮標の状態を尾道海上保安部に通知する送信装置等が取付けられています。

   尾道海上保安部が管理する航路標識の話