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津波防災の日に併せた地震等災害対応訓練

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新人海上保安官が奮闘

姫路海上保安部では、平成24年11月5日、「津波災害の日」に併せ、地震や津波の発生時における初動体制の確保などを目的として、地震等災害対策訓練を実施しました。訓練では、東南海・南海地震が発生したとの想定のもと、職員の安否確認、非常参集、船艇の退避、災害テントなどを設置し、応急の対策本部を設営する訓練などを行いました。
姫路海上保安部では、津波による船艇の被害を防ぐため、全船退避を目標とし、機関科職員以外も自船や他船の機関を起動できるよう訓練しており、当日、休養中の巡視艇「ぬのびき」においても訓練を実施しました。巡視艇「ぬのびき」の当直者は今年9月に海上保安学校を卒業したばかりの新人海上保安官で、初めて経験する機関起動訓練にとまどう場面もありましたが、巡視艇「ひめぎく」機関長の指導のもと、機関の起動を完了させました。作業終了後、新人海上保安官は「はじめての災害対応訓練であり、航海科職員があまり携わらない機関科の作業で不安もありましたが、なんとか無事、機関を起動させることができて、ホッとしました。今後も航海科の仕事だけでなく、機関科の仕事も含めて幅広く仕事を覚えたい。」と意欲を見せていました。
また、応急の対策本部設営訓練では、姫路港管理事務所の協力を得て、近隣の飾万津臨港公園を借り、神戸税関姫路税関支署と合同で訓練を実施しました。神戸税関姫路税関支署は同じ合同庁舎の入居官署であり、今回の訓練により、合同庁舎が被災した場合に備えて、お互いが保有する器材や非常用食糧などを相互に確認することができ、万が一の場合に備えた協力体制を構築するうえで有意義な訓練となりました。
このほか、防災相互波による近隣消防署との通信訓練も実施しており、姫路海上保安部では、今後の関係機関と連携した訓練を継続し、地震や津波などの災害発生に備え、万全を尽くしていきます。

   



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