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火災船消火活動協力に対する部外者表彰

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堺海上保安署は、平成24年10月23日、去る9月27日午後9時頃、関西国際空港の北約10キロメートル付近海域において、外国貨物船(1,999トン、積荷:スクラップ)火災事故が発生した際、延焼漂流中の同貨物船を民間タグボート2隻が阪神堺泉北区の岸壁に着岸させるなど消火活動に協力した功績により、大阪府タグ事業協会及びタグボート東興丸、同神陽丸乗組員に対し、感謝状を贈りました。

本貨物船の火災は、当初、貨物船乗組員により初期消火を試みましたが鎮火に至らず、乗組員全員は巡視艇に救助されましたが、同貨物船は漂流中であったため、北東の風に流され徐々に関西国際空港に近づきつつあり、また、周辺は石油コンビナートや国際的物流拠点の特定重要港がある大阪湾東部海域であることから、火災消火及び火災船の安全な海域への曳航等は一刻の猶予もない状況でした。
このような状況から、海上保安庁特殊救難隊・機動防除隊の派遣を受け、更に2隻のタグボートの協力を得て、同貨物船船体を保持しつつ、出動巡視船艇での火災鎮火に向けた消火活動を行いました。その後、火勢が一時衰えたところで、タグボート2隻が港内の岸壁に着岸させ、直ちに火源であるスクラップ陸揚げを行いながら消防車等による消火活動を行い、9月29日午前11時に鎮火させたものです。

 




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