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漂流船情報あり巡視艇むろづき出動

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平成24年7月9日午前11時15分ころ、海上自衛隊航空機が、和歌山県串本町潮岬沖約170キロメートル付近海上で転覆した漂流船らしきものを発見したと第五管区海上保安本部に連絡があり、関西空港海上保安航空基地所属の航空機が、船底を上に向けた状態で漂流している船を発見しました。
漂流船を調査するため、機動救難士を乗船させた巡視艇むろづきが現場海域に向かい、同日午後6時25分ころ、現場海域到着、転覆船を確認、機動救難士による潜水調査を実施しましたが、同船には人影が無いことを確認しました。
潜水調査で判明した船名及び小型船舶の船舶番号から、漂流船は平成24年5月3日、和歌山県周参見町沖で横波を受けて、同船の船長が海中転落した漁船と判明しました。当時、海中転落した船長は他の漁船に救助されましたが、漁船の方は無人のまま航走しており、懸命の捜索にもかかわらず発見には至っていませんでした。
この漁船は、約2ヶ月間漂流、途中転覆し約170キロメートルも沖合いに流されていたことになります。同船には機動救難士によりフラッシュライトの取り付け及び船底に「海保 済 JCG」とマーキングされ、第五管区海上保安本部から航行警報が発出されて、通航船舶に対し注意喚起が実施されました。




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