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堺泉北港堺広域防災拠点合同防災訓練を実施!(第五管区海上保安本部)

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~東日本大震災の教訓を踏まえて~
 


大阪府堺市の堺泉北港堺2区に設置された、西日本で初めてとなる「基幹的広域防災拠点」の供用開始にあたり、4月21日、第五管区海上保安本部は近畿地方整備局等の防災関係機関と合同防災訓練を実施しました。
この合同防災訓練は、東日本大震災の教訓を踏まえ近畿圏において切迫する地震及びこれらによる津波の襲来を受けた場合の基幹的広域防災拠点の運用を想定した関係機関の一層の防災・災害時救援機能の向上に資することを目的としたもので、11機関、船艇8隻、ヘリ5機、人員約120名が参加しました。

吉田国土交通副大臣、地元選出の国会議員、自治体の首長や地元住民が多数見守る中、堺海上保安署消防船かいりゆうによる流出油を防除するための放水、
緊急物資輸送を想定した神戸海上保安部所属巡視船せっつ搭載機MH607による中部地方整備局清龍丸への離着船、関西空港海上保安航空基地所属MH687による基幹的広域防災拠点から被災地への緊急物資輸送などが行なわれました。


3月末に内閣府から「南海トラフの巨大地震による震度分布・津波高について」が発表されたこともあり、危機意識がさらに高まっている中で、当日は報道関係者が多数取材に訪れるなど、当地域の防災に対する関心の高さを改めて感じました。
訓練後、吉田国土交通副大臣からは「今後もこのような訓練の継続が重要である」との講評がありました。
今回の訓練は、地震津波対応時における防災関係機関との連携の重要性を再確認する大変有意義な訓練となりました。




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