今日で３５歳の誕生日を迎えた「巡視艇うらゆき」は、昭和５０年５月３１日に建造され、今日までの３５年間、多くの海上保安官を乗員として、主に浦賀水道航路のパトロールや海難救助に活躍してきました。
　この日、河本船長をはじめとして乗組員一同が、巡視艇うらゆきのお誕生会を開きました。

　３５歳？人間で考えればそれほど高齢ではあり ませんが、これが船、特に巡視艇となりますと、相当なご高齢ということになります。
　要するに過酷な条件で使われる巡視船艇は、よくガタもでますので、それなりに手入れが必要です。

　巡視艇うらゆきの河本船長にお聞きしたところ、巡視艇うらゆきは、女性ということで、時に非常に扱いにくい場合があるとのことで、けっして高齢だからということではないそうです。
　それよりも、よくこれまで元気で活躍してくれたと話していました。

　この日は、彼女の３５歳の誕生日ということで、乗組員らが仕舞ってあった命名書を手に、うらゆきとの記念撮影、さらには、船長がポケットマネーで買ったケーキを「うらゆき女史」に、ありがとうと言って送りました。

【うらゆきプロフィール】
　氏　名　　　　巡視艇　うらゆき
　生年月日　　昭和５０年５月３１日（３５歳、女性）
　本　籍　　　　東京都　　　　　　
　現住所 　　　横須賀市田浦港町無番地　
　体　重　　　　１２３トン

【うらゆき女史に直撃インタビュー】
　記者：
　うらゆき：
　　　
　　だそうです！