LJ(ライジャケ)着用宣言プロジェクト
〜 さかなクンも宣言 〜
第三管区海上保安本部マリンレジャー安全推進室では、平成19年4月1日から、プレジャーボート及び遊漁船の乗船者に対するライフジャケット着用率向上を目指し、ステッカーを活用したLJ(ライジャケ)着用宣言プロジェクトを推進します。
ステッカーのイラストは、さかなクンが描きました。
1 LJ(ライジャケ)着用宣言プロジェクトとは?
第三管区海上保安本部管内では、過去5年間(H14〜H18)で、プレジャーボート及び遊漁船からの海中転落により47名が死亡・行方不明となりましたが、その内38名(約81%)がライフジャケットを着用していませんでした。
第三管区海上保安本部では、このような死亡・行方不明者を減少させるため、「LJ(ライジャケ)着用宣言プロジェクト〜さかなクンも宣言〜」を推進いたします。
このプロジェクトにおいては、プレジャーボート及び遊漁船を訪船し、船長にライフジャケット着用の重要性を理解していただいた上で、ライフジャケットを着用することを宣言していただきます。
宣言の証明として、「LJ(ライジャケ)着用宣言ステッカー」をお渡しし、船体の見えやすい場所に貼っていただきます。
すべての船長にライフジャケットの着用を宣言をしていただくため、管内約4万隻のプレジャーボート及び遊漁船に対して訪船指導を実施することを目標とします。
2 LJ(ライジャケ)着用宣言プロジェクトの目指すところは?
(1) ライフジャケット着用意識の高揚
海上保安官に対して、プレジャーボートなどの船長が自ら「ライフジャケットを着用します」と宣言していただくことにより、ライフジャケットの着用に対する意識の高揚を図ります。
(2) 効率的な啓発活動
ステッカーを船体の見えやすい場所に貼り付けていただくことにより、海上保安官による指導の重複を避け、効率的な啓発活動を実施します。
3 LJ(ライジャケ)着用宣言ステッカー
さかなクンのデザインを基にして、「自己救命策確保の3つの基本」をテーマに作成しました。
- ライフジャケットの常時着用
- 連絡手段の確保〜防水パックを使用した携帯電話の携行〜
- 118番の有効活用