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l  船の長さが3m未満で、出力1.5kw未満(2馬力以下)の推進機関(船外機・モーター)を搭載したボート。

l  小型船舶操縦士免許を持っていなくても操船できるほか、法令に基づく「船舶検査(自動車の車検にあたる)」が不要。

 

 

富山県内で発生したミニボート等(※)の事故概要を掲載しています。
他人事と思わず、同じ事故を起こさないように注意願います。
(※ここではミニボートの他、手漕ぎボートなど船体が3m前後の小さな船も取り扱っています。)

発生日時

事故の概要

令和6年3月15日

ミニボートに乗り沖向け航行中、風浪の影響で陸に戻れなくなったもの。

令和6年2月10日

射水市足洗沖にて手漕ぎボートに乗り釣りをしていたところ、風が強くなったことで自力帰還できなくなったもの。

令和5年12月30日

入善沖にて釣りをしていたところ帰港中の漁船に気が付かず衝突したもの。本人は釣りに集中していたため衝突直前まで漁船の存在に気が付かなかったとのこと。

令和5年10月6日

伏木沖にてシーカヤックに乗り釣りをしていたところ、風が強くなり自力で帰港することに不安を覚え直接保安部に通報したもの。

令和5年8月18日

魚津沖を自作のボートで航行中、右舷側の浮体から空気が抜けはじめ最終的に転覆したもの。乗員は船体につかまり漂流していたものの、その後近くの消波ブロックに漂着し救助された。

令和5年8月14日

射水沖を航行中に体調不良(船酔い)のため自力航行ができなくなったため118番通報。

令和5年7月28日

黒部市生地沖にて機関停止、またゴムボート船体から空気が漏れている旨通報があり消防艇により救助された。故障原因については、吸気口から海水が侵入した結果停止したものと思慮。

令和4年9月13日

黒部市石田沖を航行中、船外機が停止したことから再起動させようとした際、マウントから船外機が脱落し海没、その際オールも流失したことから航行不能となり118通報により救助を要請したもの。

なお、発航前の点検では正常に動作するも、洋上において停止と再始動を繰り返す不安定な状態であったとのこと。

令和4年7月25日

滑川沖にて航行中、エレキモーターのプロペラが脱落、別途オールを搭載していなかったため航行不能となり救助を要請したもの。事故者は発航前に点検を実施するも、プロペラを固定しているナットまでは確認していなかったとのこと。

令和4年4月23日

射水市六渡寺海岸沖にて、一人乗りのカヤックが風の影響により航行困難となったことから118番にて救助要請、その後巡視艇に救助されたもの。事故当時、南西の風8mが吹いており、オールによる手漕ぎでは帰還できず、結果さらに沖へ流されたことが判明。なお、事故者は救命胴衣着用し、カヤックには転覆防止用のフロートが取り付けられていた。

 

〇参考 基本的な海上交通のルール

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なお、相手の動きだけでは衝突が避けられないときは、自船も舵を切ったり、エンジンを停止・後進にかける等、衝突を防ぐ協力動作をしましょう!

 

 

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