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〒933-0105 富山県高岡市伏木錦町11番15号 0766-44-0197(管理課) |
プレジャーボート海難ゼロへの願い~プレジャーボートにおいて、安全にレジャーを楽しむために~ 良い漁場には、多数の船舶が集中するため、衝突や転覆事故の発生が予想されます。また、突発的に機関が故障することも予想されます。自船の安全確保3か条として、 〇航行時、常時見張りの徹底! 見張り不十分による衝突、動揺による転覆、海中転落の恐れがあります。 航海時は、他の船舶の動向や、浅瀬・定置網などの周囲の海域の状況を継続して把握する必要があることから、常時適切な見張りを実施しましょう。 〇発航前、機関や燃料等の点検の実施! 発航前は、船体及びエンジン始動後の検査、燃料・潤滑油等の量、バッテリーの状態、救命設備等の点検、並びに最新の気象、水路情報等を入手しましう。 〇故障に備え、救助支援者の確保! 事故で最も多いのが機関故障です。 万が一の機関故障の発生に備え、仲間の船やマリーナ等の救助艇による救助体制をあらかじめ確保しておきましょう。 併せて、入港時刻等を家族やマリーナ等へ連絡しておきましょう。 気象・海象の情報入手を行い、安全な航海計画を立て、連絡手段を確保したうえ、行き先(海域)伝え、帰宅時間を家族に伝えることも忘れずに、天候悪化に備え、早めの帰港判断が最も重要です。 ※釣り中のバッテリー使用にも注意をお願いします。 釣りをしていたら、バッテリーが・・・・ エンジンを停止し、GPSや魚群探知機などを長時間使用すると、バッテリー上がりの原因となります。また、予備バッテリーについても、長期保管後は、自己放電により電圧が低下していることがありますので、事前に補充電を心がけましょう。 【事故事例】 昨年9月末、日の出前、プレジャーボート(5人乗り)が、マリーナを出港し漁場に向け航行中、船長が見張りを怠ったことにより波消ブロックに衝突し、船首部を破損、同乗者2名が顔や額を切る事故がありました。 船舶運航では、基本である見張り(ワッチ)を怠ると大事故に繋がる恐れがあります。操船時の針路方向の見張りは勿論のこと、釣り糸を垂らした漂流時においても周囲の船舶の動向に注意をして下さい。 伏木海上保安部HPでは、マリンレジャーに伴う事故発生状況において注意事項を掲載しておりますので事故防止の参考として下さい。 【いつものお約束】 大切な命は、自分で守りましょう。自己救命索、3つの基本は・・・ 1 海で遊ぶときは、いつもライフジャケットを着用しましょう 2 携帯電話を防水パックにいれるなど、連絡手段を確保しましょう。 3 海のもしもは「118番」、海で何かあったら海上保安庁へ連絡をお願いしま す。 【海の豆知識】 船上での時間の設定について |
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