門司海保トップ > 門司海保の任務 >海上交通の安全確保
|
パトロール |
【航路警戒中の巡視艇】
関門海峡を航行する船舶の交通安全を図るため、巡視艇と関門海峡海上交通センターが連携して、西口から東口までの長さ約28キロメートルに及ぶ関門航路の警戒業務を行っています。
警戒業務中は、船舶に対して無線や拡声器による呼びかけを行なうほか、巡視艇の船橋両舷に設置されている電光標示装置を使用して、日本語や英語で情報を表示し提供することにより、船舶交通の安全の確保に努めています。 |
|
|
警戒中の巡視艇ともなみ |
警戒中の巡視艇はやぎく |
|
衝突事件 |
【護衛艦くらま・C号衝突事故】
平成21年10月27日夜間、韓国から大阪府阪神港向け航行していた韓国籍コンテナ船CARINA STAR号と、神奈川県横須賀港から長崎県佐世保港向け航行していた海上自衛隊の護衛艦くらまが、関門海峡早鞆瀬戸(関門橋下付近)で衝突し、両船の船首部が損傷するとともに、両船に火災が発生しました。
なお、この事件により関門航路は5時間余りにわたって閉鎖され、約50隻の船舶に影響がありました。 |
|
|
火災が鎮火したC号 |
船首倉庫部分が炎上する護衛艦くらま |
|
狭視界対応 |
【霧による視界制限状況】
平成25年6月14日の未明、霧により関門港の視程が500メートル以下になったことから、関門港長(門司海上保安部長)は、付近を航行する船舶に対して「航路外待機指示」を発令し、関門港への入港及び関門海峡の通航を制限しました。
視界の回復に伴って除々に制限を解除し、同日午前11時までに全ての制限を解除しましたが、その影響により関門港内外で約71隻の船舶が影響を受けたものの、衝突などの事故は発生しませんでした。 |
|
|
関門海峡を覆う霧
(手前は下関市、対岸は北九州市) |
マストと船橋だけ見せて通峡する貨物船
(対岸は下関市) |
|