【田野浦沖火災船舶】
平成25年6月29日、関門航路の浚渫(しゅんせつ)工事を行っていた業者から、航路付近の海底で機雷を発見したと通報がありました。機雷は太平洋戦争中に米軍が投下したと見られる長さ約2.1m、重さ約900kgのもので、発見場所が下関の陸岸から200mと近く、発見現場での爆破処理は付近住民などへの影響も懸念されたため、安全な海域へと移動させて処理することとなりました。
同年8月12日、通航船舶の安全を確保するため、海上自衛隊下関基地隊の掃海艇による移動作業にあわせ、約3時間半にわたって関門橋から東側の関門海峡を一般船舶の航泊禁止としました。
翌13日に同基地隊による機雷の爆破処理を行い、爆破による約100mの水柱が上がりましたが、船舶などへの被害はありませんでした。 |
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爆破の瞬間 |
移動作業(○は巡視艇、○は掃海艇
○は機雷の位置を示すブイ) |
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