門司海保トップ門司海保の任務 >海上防災

火災船消火
【田野浦沖火災船舶】
 平成24年10月5日、関門航路を西向け航行していたカンボジア籍貨物船の船倉から火災が発生したとの通報があり、消防艇や巡視艇などが消火活動を行い、6日後に鎮火しました。

 この船は、モータースクラップ約980トンを積載し、千葉県千葉港から中国向け航行中で、中国人8名、ミャンマー人2名の計10名が乗り組んでいましたが、けが人はなく、海上交通への影響も発生しませんでした。

 
放水する消防艇きよたき(H25年解役) 貨物艙に放水し密閉冷却消火
を行なう消防艇きよたき
爆発物警戒
【田野浦沖火災船舶】
 平成25年6月29日、関門航路の浚渫(しゅんせつ)工事を行っていた業者から、航路付近の海底で機雷を発見したと通報がありました。機雷は太平洋戦争中に米軍が投下したと見られる長さ約2.1m、重さ約900kgのもので、発見場所が下関の陸岸から200mと近く、発見現場での爆破処理は付近住民などへの影響も懸念されたため、安全な海域へと移動させて処理することとなりました。
 同年8月12日、通航船舶の安全を確保するため、海上自衛隊下関基地隊の掃海艇による移動作業にあわせ、約3時間半にわたって関門橋から東側の関門海峡を一般船舶の航泊禁止としました。
 翌13日に同基地隊による機雷の爆破処理を行い、爆破による約100mの水柱が上がりましたが、船舶などへの被害はありませんでした。

   
爆破の瞬間 移動作業(は巡視艇、は掃海艇
は機雷の位置を示すブイ)


 
 海上保安庁では、次世代を担う子どもたちを主な対象とした海洋環境教室などを通じ、幼い頃から環境保全の心を養ってもらえるよう、啓発活動に取り組んでいます。
 これら啓発活動の一環として、毎年、全国の小・中学生を対象に「未来に残そう青い海・海上保安庁図画コンクール」を実施しています。

〜門司保安部への応募作品の数々〜

小学校低学年の部
 中学生の部
門司海上保安部長賞
 
門司海上保安部長賞
 
海上保安協会門司支部長賞
 
優秀賞
小学校高学年の部
 
門司海上保安部長賞
 
海上保安協会門司支部長賞
 
優秀賞