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密輸の摘発 |
【金塊密輸事件】
平成24年4月14日、大韓民国から関門港太刀浦岸壁に入港した韓国籍コンテナ船の韓国人船員が、金塊を体に隠し密輸入しようとしたところを、門司税関職員が発見・摘発したとの通報を受け、当部において同船員を関税法違反の疑いで逮捕しました。
逮捕された船員は、左右の運動靴の中と体に巻きつけたベルトの中に金塊を隠しており、違法に持ち込まれた金塊は、重さ約3.9kg、鑑定価格約1800万円(時価)でした。 |
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押収された金塊 |
純度を示すと思われる刻印 |
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事件の捜査 |
【密漁事件】
平成25年1月30日、当部と山口県農林水産部は、潜水器を使用した密漁事犯の合同取締りを行い、山口県下関市の海岸で密漁を行っていた男性3名を、漁業法違反等の疑いで現行犯逮捕しました。
逮捕された3名は、密漁に使用する潜水器を載せたワゴン車で、佐賀県から山口県下関市の海岸に移動して犯行に及んだもので、アワビ約25kg、サザエ約70kg、ウニ約108kg等を違法に採取していました。 |
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犯行に使われた機材 |
押収された漁獲物の一部 |
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警備の実施 |
【震災がれき搬送警備実施】
北九州市が東日本大震災により発生した「がれき」の焼却処分の受け入れを決めたことから、海上輸送により関門港太刀浦岸壁に搬送されることになりました。
受け入れに反対する団体等による抗議活動が予想されたことから、平成24年9月13日の第1回搬入から平成25年3月18日までの最終搬入までの間、海上における治安の維持と安全の確保のため、合計27回に及ぶ海上警備を実施しました。 |
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輸送船を警備する巡視艇 |
陸揚げ岸壁に接舷した輸送船 |
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テロ訓練 |
【テロ対応訓練】
平成25年10月4日、当部や下関・門司両警察署など18機関により構成する関門港港湾危機管理コアメンバーは、北九州市門司区新門司フェリーターミナルに接岸した阪九フェリー船上及び付近海上で、テロ対応訓練を実施しました。
この訓練は、関門港の危機管理に携わる関係行政機関の連携を深め、危機管理体制の充実を図ることを目的に毎年実施しているもので、今年は18機関に所属する人員約190名の職員と多数の車両、船艇、航空機が参加しました。 |
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テロリストの船に強行接舷して乗り移る
海上保安官 |
関係機関が連携してテロリストを制圧
(フェリー船上) |
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