災害に備える

海上保安庁の業務

災害に備える

災害に迅速に対応するための体制を整えています。

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海上流出油の回収作業

大規模な油や有害危険物質の排出事故、船舶火災が発生した場合の被害の拡大を防ぐための迅速な対応。地震や津波などで陸路が寸断された際に欠かせない、海上からの救助・救援活動。海上保安庁では、事故災害、自然災害の発生に常に備えています。

海上防災

海上災害と防災対策

当管区内には、油やLNG、有害危険物質を取り扱う事業所が存在し、これら危険物等は、主にタンカーによって大量に輸送されています。
また、大型の貨物船等も管内海域を航行しており、これら船舶による衝突、乗揚げ等の海難により、大量の油や有害危険物質の流出、海上火災などの大きな災害になるおそれがあるため、日ごろから万全の対策を講じておく必要があります。
このため、当庁が保有する防災資機材について、定期的に訓練を実施するとともに、各自治体などの関係機関と合同訓練を実施するなど、官民一体となり油等の防除作業に関する協力体制を構築しています。
また、地震や豪雨などの大規模な自然災害が発生した場合においても、各自治体や関係機関と密接に連携し、巡視船艇・航空機を出動させ、被災者の救出、人員・救援物資の輸送などの災害応急活動を行っています。

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沈没船からの油流出
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関連機関との合同訓練
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豪雨災害孤立者吊上げ救助
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巡視船における給水支援