青い海を守る
美しい海洋環境を守るための活動を行っています。
海上流出油の回収作業
海洋汚染の未然防止のため海洋汚染発生状況の把握、汚染源の特定等による新たな汚染の防止、海洋環境保全の指導・啓発活動を行い、海洋環境の保全に努めています。
海洋環境の保全
当管区の海岸線は総延長6千Kmに及びその大部分が優れた自然の景勝地として自然公園に指定されています。
これらの美しい自然環境を守るため、巡視船艇・航空機により船舶からの油の違法排出、臨海工場からの汚水の違法排出、廃船・廃棄物の違法投棄といった、悪質な海洋環境事犯に対して監視取締りを強化し、海洋環境の保全に努めています。
具体的には、管区各地で活躍している海上保安協力員や各地の小中学生の協力を得て、パンフレット、リーフレットの配布や海岸漂着ゴミ分類調査を開催するほか、海洋汚染防止のための環境パネル展示や若年層に対する海洋環境保全教室などを通じ、一般市民に対する海洋環境保全思想の普及・啓発活動を積極的に推進しています。
油を排出しながら航行する貨物船
海洋環境保全教室
漂着ゴミ分類調査
海洋環境保全推進月間
海上保安庁は、毎年、5月30日から6月30日までの約1ヶ月間、「未来に残そう青い海」をスローガンに、海洋環境保全思想の普及・啓発活動を展開しております。
未来に残そう青い海・海上保安庁図画コンクール
このコンクールは、平成12年から将来を担う小・中学生の子供たちへの海洋環境保全思想の普及、海上保安業務へ理解促進を目的として、毎年6月初旬から9月初旬まで、皆様からの図画を海上保安部(一部の海上保安署)で受付けています。
海洋環境レポート
第七管区海上保安本部では、海洋汚染の監視・取締りを行うとともに、皆様からの通報等をもとに調査を行うことで、海洋汚染の実態を把握しています。また、海洋汚染を未然に防止するため海事・漁業関係者や一般市民の皆様に向けた取組みも実施しており、これら活動を「海洋環境レポート」として取り纏めています。