JCG 第七管区海上保安本部
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「118番」24時
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海上保安庁では 緊急通報用電話番号118番を導入しております

このコーナーでは、118番での通報から、救助にいたるまでを、 ドキュメンタリー・タッチで紹介しています。

-海難ゼロへのチェックポイント
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「はい、海上保安庁118番です。」

「○○島の北西約5海里で、波が打ち込み、転覆しそうだ。助けて!」

「船舶電話、携帯電話の番号、乗組員数、船名、船のトン数、全員救命胴衣を着けること」等を聴き取りまたは指導すると同時に管轄保安部・福岡航空基地へ速報し出動を指示。

福岡航空基地には、航空機による乗組み員の吊上げ救助を踏まえ出動を指示。 A保安部は直ちに巡視船艇5隻、福岡航空基地からヘリコプター2機を出動させました。


船体が傾斜した危険な状況

乗組員13名全員を救出後、曳航作業は荒天のため難航し、S号は夜明けまで漂流を続け近くの島に乗揚げる危険も発生しましたが、夜を徹しての潜水士、特殊救難隊、サルベージ会社の作業により無事平穏な海域にS号を無事曳航し、排水作業等実施した結果船体傾斜が徐々に回復し、船体の転覆は回避されました。

現場に到着したヘリコプターからの情報によると、貨物船S号は波の打ち込みにより、船体が傾斜し、今にも転覆しそうな状態でした。

現場では、まず最も大切な人命を救助することとしました。
大きく左右に動揺を繰り返すS号の甲板上に、高度な技術を駆使したヘリコプターの操縦技術により、わずかなタイミングを捉え、潜水士を降下させ、1度には13名全員をヘリコプターに乗せられないので、2機のヘリコプターで近くの島に繰り返し搬送することにより、全員を無事救出しました。


救助のため船に接近するヘリコプター



-その他の海難の例
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乗揚げ海難


岩礁地帯の浅瀬に乗揚げた貨物船

救助に来た巡視船と現場調査に向かう搭載艇

火災船


現場到着後、懸命に消火活動を行う巡視艇

海上保安庁では、このように海難発生情報を入手するや、巡視船艇・航空機等を駆使して海難発生から救助完了までを出来るだけ早期に処理できるよう努めております。

海のもしもは118番


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