関門港では近年、入港船舶、特に外国船舶が地理不案内、着岸岸壁の錯誤等により、
関門航路内を迷走するという行動が多くなっています。
これらの迷走船舶は、航路内で不規則に回頭する等、一つ間違えば衝突等の海難を惹起
しかねない憂慮すべき事象であり、迷走防止の対策が急務となっています。
このため、平成20年6月5日に、「関門港内迷走外国船舶防止対策関係機関連絡会議」
が開催され、今後の対応として「情報伝達手法のガイドライン」に沿って
1 入港外国船舶に対する着岸岸壁情報等の伝達の徹底
2 入港外国船舶に対する指導・監督等の徹底
を行うことで、関係代理店等のご賛同を得ることができました。
今般、その一手段として、港湾管理者の下関市、北九州市のご協力を得て、第七管区海上保安本部がバース名称等の情報を盛り込んだ「関門港迷走対策用岸壁案内図」を作成
いたしました。
つきましては、関門港を利用する外国船舶の代理店関係各位におかれましては、次の「情
報伝達ガイドライン(要約版)」および「関門港迷走対策用岸壁案内図」をご活用いただき、
迷走防止対策にご協力いただきますようよろしくお願いします。
平成21年4月1日
問合せ先
門司海上保安部 航行安全課 電話 093−321−0398
若松海上保安部 航行安全課 電話 093−761−4200