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雲が西に飛べば雨、東に飛べば雨は止む。 (A) |
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鱗雲が出ると雨になる。 (A) |
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阿波太郎(入道雲)が南に立てば天気が続く。 (B) |
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春南、夏東、秋北、冬西。 (B)
(注)春南、夏東、秋北、冬西に雲があれば雨。 |
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くたら雲(鱗形の雲)が出たら雨。 (A) |
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東の風で西から波雲がでたら雨。 (A) |
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入道雲は夕立の相。 (A) |
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竜王山に雲がかかると雨。(琴平地方) (A) |
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朝曇りの昼カンパチ。(庵治地方) (A)
(注)雲が消えて良い天気になる。 |
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夏の入道雲は晴。(俄雨になるところもある) (C) |
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南の雲は嘘をいう。(詫間地方) (A)
(注)上空が北東の風で南に雲が飛ぶと地上風は南西の風となり燧灘が荒れるが時には地上風が吹かずだまされ漁師は馬鹿休みさせられる。 |
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伊予山にアナ雲飛んで早仕舞い。(詫間地方) (A)
(注)瀬戸内上空の穏やかな晴天時に太平洋から四国山脈に吹きつける風によって山頂で雲が乱れ飛ぶ状態を言い、やまじ風の前兆。 |
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痩せ舟方に月の表の雲見せな(詫間地方) (A)
(注)月に速い雲を見たら強い風が吹くから出港しない。 |
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伊予の平山わた帽子は三日の内に雨(詫間地方) (A)
(注)川之江市の背後の山に雲がかかれば雨になる。 |
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紫雲出帽子(詫間地方) (A)
(注)庄内半島の紫雲出山に雲がかかれば風雨になる。 |
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雲が北西から南東にのびているとき雨 (B) |
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雲が南西から北東にのびているとき晴 (B) |
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白雲の速いのは風吹かぬ。(観音寺地方) (D) |
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入梅に西雲風吹かぬ。(観音寺地方) (B) |
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梅雨のコチ雲いたら雨降らず。(観音寺地方) (D)
(注)梅雨に東から雲がかかったら雨にはならない。 |
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坂手の山に雲がかかると東の風が強くなる。(土庄地方) (A) |
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東方の雲が北へ流れると雨風が近い。(志度地方) (A) |
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八栗山に雲がかかると風は止まん。(庵治地方) (A) |
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星ヶ城(小豆島)に雲がかかると風止まん。(庵治地方) (A)
(注) 土用の時期に、こういう現象が起きると東の風が強くなる。また台風の時期であれば台風が近づく前兆。 |
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四、五月頃に大麻山に雲がかかるとマゼ(南東の風)が吹く (D) |
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冬、与治山に雲がかかれば西が吹く。(引田地方) (A) |
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冬、坂手の山に雲がかかれば西が吹く。(引田地方) (A) |
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夏の終わりから秋にかけて雲が東から西に流れて竜王山に雲がかかれば大北が吹く。(引田地方)
(B) |
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津田の北山に雲がかかったらタマカゼ(北東の風)が吹く。(津田地方) (A) |
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夜明け頃雲が北から南へ走るとその夜から三日間北風が吹く。(津田地方) (C) |
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坂手の山に雲がかかれば雨。(津田地方) (B) |
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西の雲が飛ぶと風が吹く。(津田地方) (A) |
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朝もやの昼日和り。 (A) |
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朝曇りの洋かん晴。(詫間地方) (A)
(注)海陸風は、一日二回休む。これが朝凪、夕凪で特に瀬戸の夕凪が有名。朝凪の時刻には海面からの水蒸気が朝もやとなってたなびくのである。 |
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備讃のもやの四ツ晴れ。(詫間地方) (A)
(注)十時頃には晴れる。 |
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坂手湾の朝霧は日中暖かい。(坂手地方) (A) |
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坂手湾の朝モヤは播磨灘にもモヤがある。(坂手地方) (A) |
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小豆島の周りにモヤがあれば翌日も天気。(池田地方) (A) |