第六管区海上保安本部
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第六管区に所属した設標船・灯台見回り船

 

 古くから東西の文化・経済が行き交う海上交通の要所である一方で、日本有数の海の難所でもある瀬戸内海・宇和海には、船舶の安全を守るための多くの灯浮標が設置されており、それら灯浮標を設置・交換するための設標船が第六管区に歴代で6隻所属し、瀬戸内海・宇和海のほか隣接管区の海を守ってきました。

 今では全船解役し当庁に設標船はおりません。貴重な写真をご覧ください。

 

設標船うじな 設標船ほくと1代目
設標船うじな

 旧海軍の自走起重機船だった「うじな」は、昭和26年に海上保安庁に正式に配属となり、設標船「みょうじょう」の就役により昭和42年3月31日に解役となるまで、広島湾の海の安全を守り続けました。

設標船ほくと(初代)

 「うじな」は、作業区域が広島湾付近に限られていたため、広域で作業可能な日本初の専用設標船として「ほくと(初代)」は昭和27年3月12日に第六管区海上保安本部で就役しました。
 その後、昭和30年4月1日に第三管区海上保安本部に配属替えとなり、昭和54年5月に解役となりました。

設標船ぎんが1代目 設標船みょうじょう1代目
設標船ぎんが(初代)

 設標船「ぎんが」は、昭和29年6月30日に第三管区海上保安本部で就役しましたが、昭和30年4月の「ほくと(初代)」の第三管区海上保安本部への配属替えに伴い、第七管区海上保安本部から第六管区海上保安本部に配属替えとなり、昭和55年2月に解役となるまで管内の設標作業で活躍しました。

設標船みようじよう(初代)

 初代「みようじよう」は、昭和42年3月25日に第六管区海上保安本部所属の設標船として就役しましたが、昭和47年4月6日にアスファルトタンカーと衝突・沈没し、廃船となりました。

設標船みょうじょう2代目 設標船ぎんが
設標船みようじよう(二代目)

 二代目「みょうじょう」は海難で廃船となった初代「みようじよう」の後継として昭和49年3月25日に就役し、平成17年3月31日に解役となるまで瀬戸内海・宇和海の海を守り続けました。

設標船ぎんが(二代目)

 設標船「ぎんが」は、初代「ぎんが」の代船として昭和55年3月18日に就役した大型設標船で、瀬戸内海・宇和海をはじめ近隣管区の灯浮標の設置・交換作業で活躍していましたが、平成24年3月31日に解役となりました。

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