第六管区海上保安本部の船艇
(巡視艇ことびき)


元岩国海上保安署次長が作った
同保安署所属巡視艇ことびきの模型をご紹介します。

巡視艇ことびき

岩国海上保安署からの紹介(次長在職中にコメント)

 模型は図面・実物に基づく全長50センチ、70分の1のフルスクラッチで、材料は環境(財布?)への配慮から廃材や百均製品などを使用し、総経費約3千円!
 低予算での作成にも関わらず、細部までの作り込み、精巧さと水を打ったような光沢の美しい船体には心を奪われる。

 船体は発泡スチロール・石膏、構造物はプラスチック・木、スタンションは針金、ハンドレールはテグス・真ちゅう線、アンカーチェーンは1.5ミリの鎖、船灯はビーズ、ゴムボートは同軸ケーブルを使用し、船橋内の計器類も忠実に再現。
 2条の放水銃は伸縮式で塗装は水性アクリル塗料を使用。

 昨年10月から製作を開始し、約300時間をかけ、このたび完成した。巡視船は他に1隻、帆船模型を6隻製作してきた。

 作成者は現職の岩国海上保安署の次長。入庁40年のベテラン(鬼?)警備マンで、あと僅かで退職となるが、あらゆる面で全力を尽くしたいと意気込む。
 巡視艇ことびきの模型を作成した動機は、「自分の特技が子供たちへの業務紹介等に役立つと思ったから」とのこと。当面は岩国海上保安署で行っている海上保安の日のイベントや職場体験などで活用する。

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