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神戸でランデブー 解役前のFM型2隻

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去る2月12・13日の両日、海南海上保安署所属「FL03 なんりゆう」と堺海上保安署所属「FL 04 かいりゆう」が揃って神戸に入港しました。
五管区の消防船の歴史を辿ると、昭和30年代の「FS型 けごん」の時代からで、最盛期には管内に前述の2隻に、神戸海上保安部所属「FM 01 ぬのびき」、姫路海上保安部(当時は保安署)所属「FM 07 けごん」を加えた計4隻が配属されていました。
高度成長期のコンビナートの建設に伴って整備された消防船も既にFM型は、消防能力強化型のPC型巡視艇にその座を譲り、FL型2隻の解役の日も指折り数えられるほどに迫ってきました。
最近では、スクラップ運搬船の火災事故が頻繁に発生して、老体にムチ打っての活躍の場面も記憶に新しいところですが、年々船体・機器の老朽化、乗組員数の削減のなか、急な事故などに乗組員も手を焼いたものでした。
「なんりゆう」にあっては船齢42年、「かいりゆう」も船齢36年で、どちらも長年よく頑張りました。消防機能強化型のPC型の巡視艇に先を譲ります。
掲載の写真は、第五管区機上保安本部で開催された警備救難競技大会の「人命救助の部」で神戸に揃って入港した、またとないチャンスのツーショットです。

     



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