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巡視船「せっつ」 東南アジア周辺海域へ向け出港

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巡視船せっつ出港式1月11日、神戸海上保安部所属の巡視船「せっつ」が、東南アジア周辺海域向け神戸港を出港しました。

これは、アジア各国との海賊・海上テロ対策に関する相互連携協力推進の一環として海上保安庁が取り組んでいる作業であり、今回は巡視船「せっつ」が東南アジアへ派遣されることとなったものです。

当日、集まった大勢の職員や家族に見送られるなか、巡視船「せっつ」は登舷礼で応えながら神戸港を出港、一路東南アジアへ向けて航海を始めました。

派遣期間中、往路復路の公海上において、海賊行為等に対する巡視警戒・情報収集活動を行うほか、必要に応じて海賊行為への対処を行うこととしています。

また、近年、ソマリア周辺海域で多発していた海賊事案がインド近海でも発生するようになり、我が国と中東地域を結ぶ重要な海上交通路に位置するインドについて、連携強化の重要性が一層高まっていることから、今派遣においてインド海上保安機関との連携訓練を実施します。

さらに、マレーシアにおいて同国海上保安機関の海賊対策の普及・啓発等を含む人材育成・交流を目的として、(財)海上保安協会が日本財団の助成事業として実施する「東南アジア海上保安機関の能力向上啓発」事業に協力することとしています。



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