東日本大震災により被災した航路標識の復旧に向けた対応について
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【航路標識の被災状況】東日本大震災被災直後から、航路標識の被害状況の調査を早急に実施したところ、地震及び津波により被災し、倒壊又は傾斜するなど、その機能が大きく阻害された航路標識は全国で152基に及びました。
なお、第五管区においては、3基の灯浮標が津波により流され、位置が移動する被害が発生しましたが、既に(3月14日)復旧済みです。
【航路標識の復旧】
航路標識の復旧については、「応急復旧」、「仮復旧」、「本復旧」の3段階で実施します。
復旧にあたっては、緊急輸送の拠点となっている八戸港など15港に設置された航路標識の復旧を最優先に実施するほか、自然エネルギー化を図る等して災害に強い航路標識として復旧します。
なお、平成23年5月23日現在、被害を受けた152基のうち、136基が復旧(応急復旧63基、仮復旧0基、本復旧73基)しています。
平成23年4月15日傾斜した釜石港湾口北防波堤灯台(岩手県釜石市)に応急復旧として仮灯火の設置作業に当たる職員 |
平成23年4月18日倒壊した大船渡港長崎東防波堤灯台(岩手県大船渡市)に応急復旧として仮灯火の設置作業に当たる職員 |
問い合わせ先
第五管区海上保安本部
交通部 計画運用課長 四宮章公
電話078-391-6551(内線2640)