マリンレジャーが盛んとなる夏季には、毎年全国でトーイング遊具による事故が発生しており、頚椎損傷、肋骨骨折等の重傷事故も多く発生しております。
第四管区海上保安本部管内においても、トーイング遊具が関係する負傷事故がすでに2件発生しており、うち1件はプレジャーボートがけん引するトーイング遊具から転落し、左腕を骨折する事故となっています。
高速けん引、急な旋回、波を超える行為といったトーイングに乗る人が落水するような無理なけん引は行わないでください。
遊具に乗る人は、落水に備え救命胴衣や保護具(ヘルメット等)を着用するほか、けん引する船には見張り役を同乗させるなど、遊具の状態や付近の船舶等にも気を配り、スリルよりも安全を優先して、楽しむようにしてください。
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