8月13日午後1時40分頃、衣浦海上保安署管内で発生したプレジャーボートと手漕ぎボートの衝突海難において、付近を航行していたプレジャーボート「釣姫」が水没しつつある事故船舶を発見、逸早く接近して乗船者9名全員を救助しました。
今回の海難では、釣姫の船長他同乗者3名の活躍のおかげで、負傷者が発生すること無く救助が完了したことから、その功績を称え、9月26日(土曜日)と10月4日(日曜日)の表彰式で、表彰者4名の方にそれぞれ出席いただき、感謝状をお渡ししました。
表彰式の際、釣姫の小山船長達は救助活動を振り返り、「手を振る人を見つけ、無我夢中で救助をした。」「発見した時は既に船尾が水没していて、とにかく早くと思った。」「全員無事で本当に良かった。」とコメントし、活動当時の緊迫感が感じられました。
例年、今回の様なマリンレジャー関係船舶による海難が多く発生しています。
衣浦海上保安署では、今後もプレジャーボート、水上バイク、ミニボート等のマリンレジャー関係船舶に対して、出港前点検の実施、航行時の見張りの徹底、自己救命策3策(救命胴衣の着用・通信手段の確保・118番の活用)の推進により、事故防止を図ってゆきます。